一鐵久美子
いってつ くみこ

Soprano

 
小樽出身。
1月22日生まれ。水瓶座。AB型。
 
 

 
 
札幌大谷高等学校芸術(音楽)コース卒業。札幌大谷短期大学音楽科声楽コース卒業。同専攻科・研究科修了。
荒木栄子、故江口元子、ロレーヌ・ヌーバの各氏に師事。
日本歌曲、リートを中心に活動。
 
世界的ピアニストであるダルトン・ボールドウィンのスカラシップを受け、フランスニース国際音楽アカデミーにて研鑽を積む。ジュリアード音楽院にて教鞭をとるロレーヌ・ヌーバ、ダルトン・ヴォールドウィン両氏のマスタークラスにてデュプロマ取得。
全マスタークラス終了コンサートのファイナリストを務め、熱狂的なスタンディングオベーションに応える。
東京・フランスにてダルトン・ボールドウィンと共演。
 
その他、フランスキリロスミューゼアムコンサート、札幌市新人音楽会、札幌市ロビーコンサート、三岸好太郎美術館コンサート、旭川美術館コンサート、小樽雪あかりコンサート、(東京)水芭蕉忌コンサート、JFCアンデパンダン展、等、数多くのコンサートに出演。
また、ヘンデル「メサイヤ」、バッハ「ヨハネ受難曲」、ペルゴレージ「スタバトマーテル」、フォーレ「レクイエム」等の宗教曲ソリストを務めている。
 
コンサートアリア等で横浜みなとみらいホールにて神奈川フィルと、札幌コンサートホールKitaraにて札響と共演。
 
第3回中田喜直記念コンクール大賞受賞、併せて中田喜直賞受賞。
 
平成17年度友愛ドイツ歌曲(リート)コンクール入選。第6回水芭蕉忌コンサートin愛知1位、併せてルクセンブルグ大使賞受賞。
札幌音楽家協議会会員。
 
 
 
 
 
 
 
 
私が歌うまで・・・
 
 
小樽の山と海の望める大自然でのんきに育つ。
小学生の頃本人はバレエを習いたいと希望するが、母の「おかっぱ頭が好き(?)」(当時は乙女刈りと呼んでいた)との理由で叶わず、習字、公文、剣道(すぐに辞めてしまう)、合唱団、茶道、ピアノ、そしてヴァイオリンの稽古に通い、全ての稽古場で独創的な遊びに専念、幸せな日々を送る。
また、小学校のクラブ活動で陶芸に目覚め、大人になってからもしばらく呂を回していた。中学生では水彩と油絵を習ったこともあり、自らのリサイタルのチラシデザインをしたこともある。
 
音楽の教師をしていた祖母の影響からか、母の薦めで私立高校の芸術専攻ができる、札幌大谷高等学校芸術(音楽)コースへ進学する。
専攻はヴァイオリンで、行末は学校でのオーケストラの指導員か札響に入ろうと思っていたのだが、初めて現実を知り、2年生より始まった授業での、声を出すことにためらいのなかった!=声楽に精進することになる。
 
婚期が遅れるからとの将来設計から札幌大谷短期大学音楽科声楽コースに進む。
しかし、学生生活にもバブル景気に沸き、卒業という考えが薄れ、専攻科、そして研究科に進む。音楽三昧の生活につれ、歌うことにどんどんのめり込む。
 
素直にのびのび育った私は師である荒木栄子女史には通用しない怠け者の言い訳に挑む意気を喪失し、妥協なしの厳しい愛の指導をこつこつ受けた。
音大卒業しても幸運なことに音楽を中心に生活し、演奏活動にも少しずつ恵まれて成長を続ける。